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加藤、大城、杉山がトップ
2006/5/15 (月)
県アマチュアゴルファーの頂点を目指し熱戦を繰り広げている「神奈川アマ2006」は5月15日、男子の部準決勝を中井町のレインボーカントリー倶楽部(7028yd、パー72)と横浜市旭区の戸塚カントリー倶楽部西コース(7063yd、パー72)で、それぞれ行った。
140選手が参加した第2準決勝のレインボーは快晴微風の好条件の下、71ストローク(アウト36、イン35)で回った加藤健二(秦野)が、2位に1打差をつけてトップ通過。第3準決勝の戸塚は距離が長くアップダウンのあるコースで、大城哲男(横浜)、杉山猛美(横浜)が76ストロークで首位に並んだ。
6月12、13日に相模原ゴルフクラブ東コースで行われる決勝大会への出場権は、それぞれ上位30選手が獲得した。
(浅川 将道、松島 佳子)
勝負どころで集中力
○…ただ一人アンダーパーで回った加藤がトップ通過を決めた。
加藤健二(秦野) |
アプローチとパットが好調で17番まで2バーディー2ボギーのパープレー。最終の18番(パー4)は、140ydを残した2打目を9Iでピン奥70㌢に寄せた。「72か71(ストローク)でトップになれるはず」と集中力を高め、下りのフックラインを沈めて単独トップへ躍り出た。
4月26日の予選ではトップに3打差の3位。目前でメダリストを逃しただけに「きょうは何としても(トップを)取りたいと思っていた」。念願がかない表情を崩した。
昨年の経験生かす
○…首位で決勝に進んだのは大城と杉山。昨年の準決勝での苦い思いを生かして好結果に結び付けた。
大城哲男(横浜) | 杉山猛美(横浜) |
大城は昨年の出入りの激しいゴルフを反省、欲を出さず「グリーンに乗せて2パットで入れることを心掛けた」という。結果、ノーバーディーながら76ストロークにまとめた。
一方、前回3ホール目でダブルボギーをたたき「精神的に大きく響き、波に乗れなかった」という杉山は「慎重にスタートした」。2、3番で連続バーディー。後半5ボギーと崩れたが、前半をパープレーで終えたことが生きた。
思い通りのプレーができたという2人は「内容も結果も大満足です」と口をそろえていた。
男子の部 第2準決勝 レインボーC.C.(PDF)
男子の部 第3準決勝 戸塚C.C.西(PDF)