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12歳 木戸 決勝進出 = 女子の部予選 金子がメダリスト = 男子第4予選
2006/4/17 (月)
県内のアマチュアゴルファーが競う「神奈川アマ2006」は4月17日、女子の部予選を藤沢市の芙蓉カントリー倶楽部(5753yd、パー70)で、男子の部第4予選を同市の湘南カントリークラブ(6764yd、パー72)で行った。女子予選には182選手が、男子予選には164選手が参加し、それぞれ18ホールのストロークプレーで争った。
女子予選は、トリッキーなコースに苦戦する参加者が多い中、出場選手最年少の中学1年の木戸侑来(横須賀)が安定したゴルフを見せ、73ストロークでメダリストに。93ストロークまでのメダリストを除く上位94選手が、5月12日にレイクウッドゴルフクラブ西コースで行われる準決勝への進出を決めた。
男子予選は、午後からの強風がスコアメークに影響する中、79ストロークで回った金子雅之(横浜)が2位に1打差でメダリストに輝いた。5月15日にレインボーカントリー倶楽部で行われる準決勝の出場権は、90ストロークまでのメダリストを除く上位59人が獲得した。
(浅川 将道、松島 佳子)
夢は米国でプレー
○…「うれしい。大満足の結果です」。女子の部でメダリストに輝いたのは横須賀学院中1年の木戸だった。
「落ち着いてプレーすることを心掛けた」と木戸。前半、11番(パー4)でピン手前5㍍のパットを沈めてバーディーを奪うも「浮かれてはだめ」と平常心を心掛けた。前半をパープレで回ると、後半も粘りのゴルフ。「すべて2パット以内に抑えられた」と胸を張った。
夢は「4歳上の姉とともに米国でプレーすること」という12歳。初の中学生栄冠に「自信を持てるようになった。もっといろんな大会に出て力を試したい」と意気込んでいた。
自身も驚く好成績
○…男子第4予選は、金子雅之(38)が唯一の70台でまとめて初のメダリストとなった。
「メダリストなんて考えていなかった」と金子。前半を3オーバーで終え「予選を通過する貯金があるかな」としか考えなかったという。
だが、14番(パー4)では7Iでの2打目をピンまで約2mに寄せるなど、アイアンの安定感が光った。
「(準決勝を)通過しちゃっていいんですかね」と自身も驚いた好成績だったが、決勝に向けては「初の決勝ラウンド。とにかく無欲で」と謙虚に抱負を話した。
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