メダリストに石川

県内のアマチュアゴルファーが競う「神奈川アマ2006」の男子の部第3予選が4月11日、横浜市保土ヶ谷区の横浜カントリークラブ東コース（6374yd、パー71）で行われ、165選手が18ホールのストロークプレーで競った。
昼前から本格的に降りだした雨が影響し、スコアを崩す選手が続出。石川重人（横浜）が73ストローク（アウト36、イン37）で回り、2位と1打差でメダリストに輝いた。
5月15日に戸塚カントリー倶楽部西コースで行われる準決勝への出場権は、87ストロークまでの上位59選手（メダリストを除く）が獲得した。
（浅川　将道）

うれしい決勝進出

○…最終組で回った石川重人（57）が、逆転で初のメダリストの座を勝ち取った。「うれしくて泣けてきちゃった」と喜びを素直に表した。
前半を1バーディー、2ボギーで乗り切ったものの、後半最初の1番（パー4）で2打目をコース右の池に。「1打目がフェアウエー真ん中で、バーディーを狙おうと力んでダフってしまった」。だが、ここでかえって「これではいけない」と気持ちが引き締まった。
結局、後半だけで3バーディー。8番では6㍍を残した下りのスライスラインを読み切った。伊沢利光プロの父利夫さんから週2回のレッスンを受け、課題に挙げてきたパットで好成績を導き出した。
初の決勝進出も決め、石川は「その場所に行けるだけでもうれしいが、一つでも上位を目指したい」と意気込んでいた。

男子の部　第３予選　横浜東C.C.(PDF)