県アマ11 男子55歳決勝 レイクウッド

開催日: 2011/5/27 (金)

大会名: 神奈川アマ

部門名: シニア55歳以上の部

会 場: レイクウッドG.C.

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小林源一 初出場V

2011/5/27 (金)

「神奈川アマ2011」シニア男子の部(55歳以上)決勝が5月27日、レイクウッドゴルフクラブ・西コース(6684yd、パー72)で行われた。166人が18ホールストロークプレーで競い、イーブンパーの72で回った初出場、小林源一(川崎)が優勝した。
 62歳の小林は前半を1オーバーの37で折り返し、後半も1バーディーにまとめて通算3バーディー、3ボギーに収めた。小林は9月に開催される日本スポーツマスターズ大会へ県代表として推薦された。
上位3人は、6月13日に平塚富士見カントリークラブ・大磯コースで行われる男子の部決勝の出場権を獲得。これで174人の決勝進出者が出そろった。

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悔しさ胸に実力発揮

悔しかった。4月の男子第3予選で惜しくも3位。5月の男子第2準決勝では決勝へ進めなかった。それだけに、小林はシニア男子決勝に懸けていた。
 週5日は早朝練習を続けた。「何でも夢中になってしまう。やり始めたら止まらない」。それは左手に大きなたこができたことからも伝わってきた。迎えた本番。アスリート向けに改造されたという本格コース。インスタート前半は11番から一つ置きにボギーにし、「ダメかな」と弱気になった場面もあった。
 だが、後半は1アンダー。ロングホールの5番でバーディーを奪った以外はパーを-続けた。中でも勝負どころに挙げたのが、難コースの8番(381yd、パー4)。ティーショットを左に引っ掛ける選手が多かったが、フェアウエーをキープ。第2打でグリーンに乗せてパーとして「これでホッとした」と振り返った。
 「ボウリングが下火になったから」と30歳で始めたゴルフ。得意なドライバーの平均飛距離は約240ydで、2010年の日刊アマグランドシニアで2連覇を飾った実力を持つ。
 昨年5月、東京・世田谷から川崎・高津に移り住んだのを契機に、今年初めて出場した「初出場で優勝できるなんて」。そしてようやく手に入れた男子決勝への出場権。歴代の優勝者が大勢いる大会で頂点に立てた喜びと縁を、しみじみと感じていた。(神奈川新聞・鈴木秀降)

2位も充実のプレー

 ○…1打差で2位だった60歳の榎本(相模原)は「いいゴルフができた」と爽やかな笑顔を見せた。
 榎本は「優勝は1アンダーかな」と予想していたという。アウトスタートの前半は1アンダーとしたものの、「なかなかパーオンできなかった」後半は2オーバーに終わり、惜しくも優勝を逃した。
 ただ、今年の男子決勝の出場権はすでに得ており、「できるだけ上位にいきたい」と意義込んでいた。

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