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「神奈川アマ2005」開幕!
2005/4/1 (金)
男女15~17歳
青木、吉田選手Ⅴ
12~14歳は伊沢、佐藤千選手
県内のアマチュアゴルファーが競う「神奈川アマ2005」が4月1日、開幕。相模原市の相模原ゴルフクラブ西コース(6886yd、パー72)でジュニアの部が、津久井町の長竹カントリークラブ(6580yd、パー72)で男子の部第1予選がそれぞれ行われた。
ジュニアの部には97人が参加し、18ホールのストロークプレーで熱戦を展開。女子15~17歳の部は吉田弓美子選手(厚木北高)が連覇を飾り」同男子の部では青木龍一選手(関東六浦高)が初の頂点に輝いた。男子12~14歳の部は伊沢秀憲選手(鎌倉)が、同女子の部は佐藤千紘選手(横浜)が初制覇を果たした。
男子の部第1予選には164人が参加。2バーディー、4ボギーの74ストロークで回った芹沢康治選手(川崎)がメダリストに輝いた。5月30日に本厚木カンツリークラブで行われる準決勝への出場権は、86ストロークまでの上位59選手(メダリストを除く)が獲得し
た。
男子の部は6月13日の決勝まで、2カ月半にわたり熱戦を繰り広げる。
(神奈川新聞社=浅川 将道、木村 敏彦)
全国レベルの2人
気持ちを切り替え 女子 吉田
全国を舞台に活躍する2人が地力を発揮。レベルの高さを示した。
女子15~17歳の部を昨年に続き制した吉田は、高校1年からナショナルチームに選ばれている。この日、「花粉症で集中できなくて、14、15、17番で3パットをしてしまった」と反省した前半のスコアは44。同じ組で回った後輩の斉藤愛璃(厚木北高1年)に6打差をつけられた。
だが「優勝は斉藤。スコアを気にせず自分のゴルフを」と開き直った後半は、7番(パー5)でイーグルを奪うなど、33ストロークと大きくスコアを伸ばした。優勝に気がついたの
はスコアカードの提出直前。見事な気持ちの切り替えで連覇を手にした。
男子 伊沢 優勝にも満足せず
男子12~14歳の部を制したのは、伊沢利光プロを叔父に持つ伊沢。昨年は中学生の全国大会「フジサンケイジュニア」を制するなど、やはり全国レベルで活躍している。
こちらは前半36だったが、後半に4ボギーをたたき、「向かい風で距離感が合わなかったが、難しい中でも、パーセーブしないと。人と一緒では上に行けない」と優勝に満足感はない。叔父を目標とする新星は自分にも厳しかった。
(浅川 将遣)
初のホールインワン
○…ジュニア男子12~14歳の部の荒井健人(横浜)が6番(211yd、パー3)でホールインワンを達成した。
「グリーンの手前に乗せようと思っていた。ダフったミスショットです」と振り返ったボールは、花道で跳ねてグリーンに。
「ナイスオンといわれ、ボールを探したんだけど見つからなくて。カップを見たら入っていた」と、本人もびっくりのホールインワン初体験だった。
狙い通り優勝満足
○…男子15~17歳の部を制した青木は、序盤いきなりの3つのボギー。しかし「もうこれ以上ボギー」が出ることはない。出しきった」と開き直り盛り返した。「高校2年で、今年は勝負の年。優勝を狙っていた」と、狙い通りの優勝に満足していた。
女子12~14歳の部を制した佐藤千紘は、昨年からスコアを1つ落としたことに不満顔。「260yd飛んだドライバーの調子はよかった。12番のバーディーの後に油断してしまった」と、林の中に打ち込んだ13番のトリプルボギーを悔やんでいた。
【男子の部】第1予選 長竹カントリークラブ
メダリストに芹沢選手
愛犬の死を胸に獲得
○…今大会最初のメダリストに輝いたのは、得意のパットが光った芹沢(30)。
この日の朝、家族からの電話で11年間飼い続けてきた愛犬「テン」が死んだと聞いた。「すごくショックで。欠場しようかとも思った」と芹沢。
しかし気を取り直し、4オーバーで迎えた12番(パー3)では、ティーショットをピン左奥7㍍につけ「テンの顔を思い出しながら打った」というパットが真っすぐカップヘ。
そこからは1バーディー、5パーで、トータル2オーバーにまとめた。
18歳でゴルフを始め、大会初出場でメダリストに。「テンのおかげ。決勝もこの気持ちを忘れずに、頑張りたい」と、涙をふきながら話した。
4月1日 ジュニアの部 相模原G.C.(PDF)
ジュニアの部男子15歳~17歳(PDF)
ジュニアの部男子12歳~14歳(PDF)
ジュニアの部女子(PDF)