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義澤・高橋・原3選手トップ通過
2005/5/16 (月)
県アマチュアゴルファーの頂点を目指し熱戦を繰り広げている「神奈川アマ2005」は16日、男子の部準決勝を、中井町のレインボーカントリー倶楽部(7039yd、パー72)と横浜市の戸塚カントリー倶楽部(7063yd、パー72)で、それぞれ行った。
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義澤秀雄選手(相模原) |
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高橋賢選手(藤沢) |
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原継雄選手(川崎) |
154選手が参加した第1準決勝のレインボーCCは、打ち下ろしのティーショットに続く2打目が距離感のつかみにくい打ち上げになっていたり、グリーンが比較的小さいという特徴を持つコース。よく整備された芝、天候にも恵まれた好条件のなか、72ストローク(アウト35、イン37)で回った義澤秀雄選手(相模原)が、2位に1打差をつけてトップで通過した。
6月13日の相模原ゴルフクラブで開催される決勝大会への出場権は、79ストロークまでの上位30選手が獲得した。
戸塚CC西コースで行われた男子第2準決勝は予選通過者とシード選手合わせ177選手が決勝進出を争った。グリーンが硬く各選手スコアメイクに苦しむ中、18歳の高橋賢選手(藤沢)と60歳の原継雄選手(川崎)という若手とベテランがトータル76にまとめ、1位で決勝進出を決めた。
81ストロークまでの上位30選手が決勝進出を決めた。
(浅川 将道、佐藤 将人)
義澤選手 好パットがカギに
○…レインボー会場でただ一人、イーブンバーで回った義澤秀雄選手(24)が、トップで決勝進出を決めた。
7バーディー、5ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフ。それでも72ストロークでまとめたのは「一緒に回った選手がうまく、つられた」と照れ笑いを浮かべた。16番(パー4)ではグリーンに載ったボールがカップから30㌢以内に3つ集まるという珍しいシーンもあった。
好スコアのカギとなったのはパット。4、5番の連続バーディーは約6㍍の距離をものともせずラインを読み切った。87ストロークで終えた練習ラウンドの経験から、刻んでスコアを崩さなかったことも要因に挙げた。
昨年の決勝では25位に終わり、決勝シードを逃した。「ことしは20位以内に入ってシードを取りたい」と意気込みを見せた。
高橋選手8番をパーセーブ
11年ぶり栄冠を狙う原選手
○…戸塚会場では気鋭の若手とベテランが1位通過を果たした。
18歳の高橋賢選手は昨年の同大会ジュニアの部の覇者。次代のホープはこれまで5度ほど回りながらも、「取ったことがなかった」という8番ショートホールでパーセーブ。「落とすと響くと思った」というところで踏ん張り、「まさか」のトップ通過を決めた。
一方60歳の原継雄選手は、インスタートの11番でいきなりのダブルボギー。1994年に同大会を制して得た10年シード権も昨年で終わり、「プレッシャーがあった」という元王者は「嫌な予感がした」。だが13番ロングホールで3打目をピンそば1.5㍍につけ、バーディー。息を吹き返し、スコアをまとめた。
「若い人にはドライバーで50ヤードくらい差をつけられちゃうよ」と笑う原選手。ベテランらしい一歩ずつ刻むゴルフで、11年ぶりの栄冠を狙う。
5月16日 男子の部第1準決勝 レインボーC.C.(PDF)
5月16日 男子の部第2準決勝 戸塚C.C.西(PDF)