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県アマ19 男子ミッド決勝最終日
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松田、強気で3度目V
2019/9/4 (水)
ミッド男子(30歳以上)の部決勝最終日は4日、戸塚カントリー倶楽部・西コース(6987ヤード、パー72)で行われ、75で回った初日1位の松田永基(海老名)がトータル145で3度目の頂点に立った。
3日から2日間の日程で行われ、最終日は第1日の83ストロークまでの65選手が参加。第1日を11位タイで終えた小野寺智夫(横浜)がトータル149で2位に入った。
息子の上達 やる気に
初日から首位に立った松田永基が2位に4打差を付けて逃げ切った。2012、13年の連覇以来、3度目の頂点に「ここ数年、1打差で勝てないこともあったので、うれしいというよりもホッとしている」と笑った。
後半の14番でボギー、15番でダブルボギーと崩れかけた。それでも、593ヤードのロングコースの16番で、「攻めるしかない」と3打目でピン奥1・5メートルに付け、楽々とバーディーを奪った。強気な姿勢が栄冠を引き寄せた。
大きなモチベーションがあった。初めて同大会を制した12年に中学2年生だった長男・秀道さん(20)が今、ゴルフにのめり込んでいるという。毎週末にともに練習し、月に2度は2人でラウンドする。向上高時代からクラブを握る46歳は「この1年間で80台で回れるようになってさ。でも、絶対に負けないですよ。負けたら辞めますよ」と笑顔が絶えない。
10月にはメンバー入りを果たした全国都道府県対抗アマゴルフ選手権も控える。「大会自体が最後なので、神奈川代表として勝たないといけない」。格好いい親父の姿をまた届けたい。
小野寺巻き返し2位
11位タイから巻き返した2位の小野寺はパープレーで回り、「72は上出来。来年のシード権が取れたらいいなと思いながら一生懸命やった」と控えめに喜んだ。
1番がボギースタートとなったことで「気持ちが逆に引き締まった」。前日はバーディーから始まったが「やってやろうという気持ちが強すぎた」という。トータル「150」を目標に設定、狙い通り2日間で「149」とした。
ゴルフ歴40年、製造業の社長を務める52歳は「みんなが仕事を頑張ってくれているので。従業員のおかげ」と頭を下げていた。
(記事は神奈川新聞より)
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男子ミッドの部決勝最終日組み合わせ
2019/9/3 (火)
ミッド男子(30歳以上)の部決勝第1日は3日、戸塚カントリー倶楽部・西コース(6987ヤード、パー72)で行われ、138選手が18ホールストロークプレーで競い、2アンダーの70で回った松田永基(海老名)がトップに立った。
1打差の2位には中村勝郁(平塚)が入った。83ストロークまでの上位67人が4日の最終日に進出した。
3度目の王座に自信
ミッド男子の部で2012、13年に連覇を飾った松田が、3度目の王座を視野に捉えた。初日を2位と1打差でトップ通過し、「小原淳は3度も優勝している。そこに肩を並べたいね」と意欲をのぞかせた。
前半の1番、いきなり左に引っ掛けてバンカーへ運んでも、動じない。2打目にピンから約5メートルまで寄せるリカバリーで「楽にプレーできた」との言葉通り、2番まで連続バーディーを奪うなど前半を3アンダーで折り返し、後半は1オーバーでしのいだ。
幼少期から野球に明け暮れたが、肩の痛みから向上高時代に甲子園の道を断念した。ゴルフ部の門をたたき、競技に打ち込むこと約30年。神奈川大卒業後は解体業にいそしみながら練習し、06、08年には県アマ男子の部で頂点に立つと、09年には三井住友VISA太平洋マスターズでアマチュアとして23年ぶりの予選突破を飾った。
数々の実績を重ねてきたが、ゴルフの魅力は「いろんな人と出会えること」。この日のホールアウト後、出場者で26位タイだった元ベイスターズの谷繁元信(横浜)と談笑した元球児の46歳は、「最終日はパープレーでまとめたい」と自信をみなぎらせた。
(記事は神奈川新聞より)
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