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県アマ17 ミッドの部 決勝 最終日
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光山が2冠達成 シニア王者、ミッド男子も
2017/9/5 (火)
県アマチュアゴルフ選手権2017ミッド男子(30歳以上)の部決勝最終日は5日、戸塚カントリー倶楽部・西コース(7176ヤード、パー72)で行われ、第1日を1アンダーの71で終えた光山富夫(横浜)が3オーバーの75でまとめ、トータル146で初優勝を飾った。
4日から2日間の日程で行われ、最終日は第1日の84ストロークまでの61選手が参加。第1日を3位タイで終えた鈴木優也(相模原)がトータル148で2位に入った。
熟練の技術で大躍進
ミッドの部を制したのは55歳の光山だ。熟練の技術を見せ、昨年21位から大躍進。5月に行われたシニアの部との2冠を達成し、「夢にも思わなかった」と日焼けした顔をほころばせた。
豪快なショットはなくとも、ベテランなりの戦い方がある。後半14番でこの日五つ目のボギーをたたいたが、すぐさま気持ちをリセット。続く15番で3メートルのパーパットを落ち着いて沈めると、最終18番では約15メートルのアプローチショットを絶妙にピンまで50センチに寄せた。
「ドライバーは飛ばなくても、フェアウエーをキープすればパーは拾える」と勝負に徹したのも勝因だ。
大学卒業後に始めたゴルフだが、本格的にのめりこむようになったのは20年ほど前。初めて挑んだ神奈川アマで予選落ちし、「こんなにも悔しいものなのか」と負けん気に火が付いた。現在は横浜でサービス業を営む傍ら、週末は練習ラウンド。昨年のマルハンカップ太平洋クラブシニアでベストアマに輝くなど、充実の時を迎えている。
「シニアとミッドの2冠は史上初じゃないかな。若い人たちにもシニア世代にも刺激を与えられたと思う」。勝つ喜びを知り、ゴルフへの熱はさらに高まりそうだ。
(神奈川新聞社・木田 亜紀彦)
鈴木は過去最高準V
〇…2打差のトータル148で準優勝に終わった鈴木は「やることをやった結果なのでしょうがない」と受け止めた。前半は1オーバーで逆転優勝に望みを残したが、後半は勝負所でバーディーを奪えず、「我慢しないといけないところで我慢できなかった」と振り返った。
ただ、8位に終わった昨年からスコアを五つ上げて過去最高位に立った。37歳は「一歩ずつ上に行ければいい」と今後を見据えていた。
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光山が首位スタート
2017/9/4 (月)
県アマチュアゴルフ選手権2017ミッド男子(30歳以上)の部決勝第1日は4日、戸塚カントリー倶楽部・西コース(7176ヤード、パー72)で行われ、152選手が18ホールストロークプレーで競った。1アンダーの71で回った光山富夫(横浜)が首位に立った。
2打差の2位には樋渡雅俊(開成)が入った。84ストロークまでの上位65人が5日の最終日に駒を進めた。
大ベテラン 2冠へ照準
2冠達成へ好スタートだ。5月のシニア男子の部で初出場初優勝した光山が初日を単独首位で終え、「練習での調子が良くなかっただけに、一球一球集中してやった結果」と笑みを浮かべた。
圧巻は前半2番だった。残り約100メートルからの3打目が、するりとカップに吸い込まれた。「狙ってはいたけど、まさか入るなんて」というイーグルで、一気に流れをものにした。
こうなったら止まらない。順調にパーを重ねて迎えた7番では、約7メートルのバーディーパットを沈めた。「下りの嫌らしいラインだったけど、もう乗ってましたね」と誇らしげだ。
ゴルフ歴は約30年。8月に55歳を迎えた大ベテランは「ミッドの部は若い人たちも多い。まだまだシニア世代も捨てたもんじゃないというところを見せていきたい」と頂点を見据えた。
(神奈川新聞社・倉住 亮多)
悲願の頂点狙う樋渡
〇…2位につけた樋渡は「何とか耐えしのいでやれた」とほっと一息。出だしで2連続ボギーも、以降は7連続パーで前半を折り返す。後半最初の10番では「前半の流れをバーディーにつなげられた」と約10メートルのバーディーパットを決めた。
ミッドの部は3度目の挑戦。これまで初日は常に2位につけ、昨年は準優勝。悲願の頂点に向け、「もう(タイトルを)取るしかない。気合を入れてやっていく」と話していた県
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