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県アマ17 ダブルスの部 決勝
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中田・中村組初V
2017/3/6 (月)
県アマチュアゴルフ選手権2017は6日、2人1組のチームで争うダブルスの部決勝が大磯町のレイクウッドゴルフクラブ・西コース(男子6702ヤード、女子5722ヤード、パー72)で行われた。初開催の昨年に続く2度目の大会には66チーム131人が参加。18ホール・フォアボール(ベストボール)ストロークプレーで競い、3アンダーの69で回った中田昌宏(厚木)中村勝郁(平塚)組が初優勝した。
中田・中村組、松田永浩・松田永基(ともに海老名)組、海老澤唯・金子雅之(ともに横浜)組の上位3組と、男女ペア最上位の嶌田香雅美・嶌田真一(ともに松田)組、女子ペア最上位の瀬戸弥生(南足柄)・瀬戸千咲(茅ヶ崎)組の10選手がそれぞれ、男子の部決勝(5月29日から2日間)、女子の部決勝(6月26日から2日間)の出場権を獲得。また4、5位に入った2組の男子4選手は準決勝の出場権を得た。
年の差コンビ 後半圧巻
初挑戦のダブルスの部で2代目王者に輝いた中田は「びっくり。優勝できるとは思わなかったのでうれしい」と充実した表情を見せた。前半最後の9番(372ヤード、パー4)で2人ともバーディーを奪い、パープレーで折り返すと圧巻は後半だった。
パー3の11番。グリーンの左右にバンカーが待ち受ける難所で35歳の中田が見せる。ティーショットでピンから4メートルにつけると、フックラインを読んで後半最初のバーディーをもぎ取った。「最高のバーディーだった」と相棒をたたえる中村も勢いに乗り、13、14番で連続バーディー。49歳はこの日5つのバーディーでチームを引っ張った。」
月に1度、一緒にコースを回るという2人はともに平塚富士見カントリークラブのメンバー。昨年の男子の部決勝で14位に入り、ことしは決勝の切符を既に手にしていたベテラン中村に、中田が今大会への出場を頼み込んだという。
中田は「中村さんがいる安心感で、普段以上の力が出せた」と感謝。中村は「彼(中田)が(男子の部の)決勝に行くためにも、何とか頑張ってプレーした。とてもうれしい」と満面の笑みだ。
二人三脚の奮闘で栄冠を手にした年の差14歳のコンビ。「来年も2人で連覇を目指したい」と口をそろえて言った。
(神奈川新聞社 倉住 亮多)
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