小黒がトップ通過

　「神奈川アマ2007」男子の部第4準決勝は5月21日、茅ヶ崎市の湘南カントリークラブ（6824yd、パー72）に124選手参加、18ホールストロークプレーで行われた。 　砲台グリーンを攻めあぐねる選手が多い中、小黒芳男（横浜）が安定したショットで、4オーバーの76にまとめトップ通過を果たした。
　84ストロークまでの上位21人が、6月11日に相模原ゴルフクラブ東コースで行われる決勝への出場権を獲得した。　　　（神奈川新聞・松島　佳子）

「何事も積み重ね」

　○…ゴルフ歴42年の小黒が、ベテランらしい安定したゴルフでトップ通過した。
　「経験が出たね」と振り返ったのは、スタート直後の2番（ロング）。「場所によって吹く向きが変わった」という風を冷静に読み、3打目のアプローチでピン右横1㍍につけた。これを慎重に沈めてバーディー。小黒は「最初が良かったからあとはすんなり進んだ」とアウトをイーブンパーにまとめると、最後までそのアドバンテージを守り切った。
　20代前半はプロを目指し毎朝午前4時に起きて練習に励み、プロテストにも6回挑戦した経験があるという59歳。「何事も積み重ね。若いころに努力したことが今になって発揮されてきたのかな。うれしいね」と喜んでいた。

成績はこちら   記事ページへ