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森に初の栄冠
2007/4/9 (月)
「神奈川アマ2007」ミッドシニア(65歳以上)男子の部が9日、藤沢市の芙蓉カントリー倶楽部(6011yd、パー70)で行われ、148選手が18ホールストロークプレーで争った。
にわか雨と雷で35分間の中断を余儀なくされる中、3人が71で並ぶ接戦。インコースの合計ストローク数で勝者を決めるマッチングスコアカード方式により、森喜久雄(横浜)が初優勝を飾った。
上位6選手が、6月11、12日に相模原ゴルフクラブ東コースで行われる男子の部決勝ラウンドの出場権を獲得した。
競技中断も好調途切れず
楽しんで接戦制す
「いままでは最高が3位ですから。本当にうれしい」。1978年の第1回大会から参加し続け、ミッドシニア初挑戦となった森が頂点に立った。3人が71で並ぶ接戦。マッチングスコアカード方式を制した勝因はアイアンだ。10番、12番(ともにパー4)で第2打をピンそばにつけ、楽々バーディー。
「曲げないことを意識し、クラブを振り回すことなく体の回転を使ってしっかり打てた」
ゴルフ歴47年のベテランは「真剣勝負の場にいられることが喜び」とこの大会出場を楽しみにしてきた。雷雨で競技中断を余儀なくされたが「みんなでリラックスして話していたので楽しかった」。再開直後の16番でもピン上2㍍に寄せるなど、好調の波は途切れな
かった。
男子決勝ラウンドへの出場権獲得に「2日間も競技できる。若い人に交じって10位以内に入りたい」と意欲的な65歳。初王座と楽しみを手にし、無邪気な子供のように目を輝かせた。
(神奈川新聞・浅川 将道)
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