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斉藤、2連覇達成15~17歳・女子
2007/4/2 (月)
「神奈川アマ2007」ジュニアの部が4月2日、相模原市の相模原ゴルフクラブ西コース(男子6778yd、女子5940yd、パーはともに72)に95選手が参加して行われ、18ホールストロークプレーで熱戦を展開した。
15~17歳女子の部は2選手が2オーバー74で並んだが、マッチングスコアカード方式により、斉藤愛璃が2連覇を達成、1オーバー73でラウンドした同男子の部の岡本周作とともに、厚木北勢が制した。
12~14歳男子の部は柘植野徹(横浜)が78で、同女子の部は木戸侑来(横須賀)が81で、ともに初優勝に輝いた。
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男子王者も実力発揮
○…男子の部を制した2人はダントツの優勝だった。15~17歳の部の岡本は、この日の全選手の中で最高の73。2位に4打差をつけ、昨年の5位(79)から躍進した。岡本は「グリーン周りからのショートゲームがまとまった」。16番(ミドル)ではグリーン手前のラフからの3打目をピンまで1㍍にピタリ。パーセーブでピンチを脱し「アプローチは昨年から課題だったこと。きょうは積み重ねてきたものが出せた」と胸を張った。
12~14歳の部は柘植野が中学生唯一の70台で制した。「中学最後の年にどうしても優勝したかった」と納得の表情を浮かべた。前半は高校生の岡本と同じ37。「ドライバーがほとんど曲がらず、パットも好調だった」と笑顔で振り返った。
実力つける2人の女王
レギュラーの部でも名をとどろかせる2人が、女子のジュニア王座に就いた。昨年はレギュラーの部で準優勝した斉藤が15~17歳の部を2連覇。「去年は79と、思うようなスコアではなかつた。でも、ことしはショットが悪くてもパットでカバーできた」と笑顔を見せた。
11、12番で連続ボギーと苦しい序盤だったが、14番で、残り2㍍の下りスライスラインのパーパットをねじ込んだ。「流れを戻そうと集中し冷静に打てた」と斉藤。立て直した後は、15、18番でバーディーと波に乗り、「練習で調子が悪かったが、ラウンドの中で修正することができた」と貫禄を感じさせた。
12~14歳の部を制した木戸は、昨年のレギュラーの部予選でメダリストになるなど進境著しい。「西川哲プロに『右わきを開けて打つように』と指導を受けてから、アイアンがピンに絡むようになった」。9番(パー4)の2打目は目の前の木をものともせず、2オンに成功しパーセーブ。成長株らしい勢いを見せた。
昨年のレギュラーの部を制した4歳上の姉・愛と「レギュラーの決勝で優勝争いをしたい」。中学2年生が大きな自信を手にした。
(神奈川新聞・浅川 将道)
ジュニアの部 女子
ジュニアの部 男子12~14歳
ジュニアの部 男子15~17歳
