男子第2準決勝 吉田トップ通過
第3準決勝 土方、初の決勝進出





2013/5/13 (月)

神奈川アマ2013男子の部第2準決勝は厚木市の本厚木カンツリークラブ(6821ヤード、パー72)で、同第3準決勝を戸塚カントリー倶楽部・西コース(6957ヤード、パー72)で、ともに18ホールストロークプレーで行った。
第2準決勝には155選手が参加し、トータル70の吉田真也(厚木)がトップ通過した。
第3準決勝には99選手が参加。トータル76で回った土方清貴(横浜)がトップ通過した。
第2準決勝は80ストロークまでの上位23人、第3準決勝は83ストロークまでの上位20人が、6月3日に相模原ゴルフクラブ・東コースで行われる決勝大会に進んだ。(神奈川新聞・須藤望夢、田辺里奈)


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第2準決勝本厚木CC成績


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第3準決勝戸塚CC成績

トラブルにも慌てず
第2準決勝は、冷静にプレーし続けた20歳の吉田がトップ通過。前半5番までパーで回り、迎えた6番(505ヤード、パー5)が勝負どころだった。
1打目は右、2打目は左の林に打ち込んだが「低い球で木立を抜き、パーを取ろう」と慌てなかった。狙い通りグリーンに乗せ、3メートルのバーディーパットを沈めた。
「耐えた分だけ大きかった」と吉田。これで波に乗り、前半を33にまとめた。
後半は、2ボギーで迎えた最終ホールにバーディーパットを沈めてガッツポーズ。初の決勝に向け「楽しみながら1つでも上の順位を目指したい」と意気込んだ。

プロの攻め方研究
トップ通過で初の決勝進出を果たした土方。地道な取り組みが好成績を引き寄せた。
昨年、戸塚カントリー倶楽部・西コースで行われたキヤノンオープン。その映像を繰り返し眺め、プロ選手の攻め方を学んだ。「攻め過ぎず、ピンを狙わずにグリーンの真ん中に落とすのが鍵」。出した答えは見事にはまった。
前半はパーオンを連発し、パットも確実に決めて1バーディー、1ボギー。後半は「風の影響を気にするあまり、ドライバーがいまひとつだった」といいながら4オーバーにまとめた。
昨年は準決勝で敗退。年末には病が見つかり、練習を再開できたのは春先になってからだった。初の大舞台に向け「ゴルフができるだけで幸せなこと。淡々とできることを積み重ねたい」と話した。