小原がメダリスト
中川トップ通過





2013/4/22 (月)

県アマ2013男子の部第9予選を相模原市南区の相模原ゴルフクラブ・西コース(6606ヤード、パー72)で、シニア男子(55歳以上)の部第2予選を横浜市磯子区の磯子カンツリークラブ(6134ヤード、パー71)で、それぞれ18ホールストロークプレーで行った。
170人が参加した男子の部はトータル77で2人が並び、マッチングスコアカード方式で小原淳(横浜)がメダリストに輝いた。小原は6月3日に同ゴルフクラブ・東コースで行われる決勝の出場権を獲得。90ストロークまでの上位70人(メダリストを除く)が、5月13日に本厚木カントリークラブで行われる準決勝に出場する。
シニア男子には173人が出場し、中川晃(川崎)がトータル72でメダリストに輝いた。84ストロークまでの上位53人が、5月24日にレイクウッドゴルフクラブ・西コースで行われる決勝大会の出場権を手に入れた。(神奈川新聞・須藤望夢、田辺里奈)


スコアに納得せず
栄冠をつかんだものの、小原は苦い表情でラウンドを終えた。
「ドライバーもアプローチもダメだった」。ショットはフェアウエーの狙い通りの場所に落ちない。アプローチはグリーンに乗らず、バーディーチャンスも逃した。
2010年の全国都道府県対抗選手権の団体優勝メンバーで、アマチュア界では知られた存在。ベストスコアに14も及ばない成績では納得がいかないのも無理はない。
持ち前の手堅さを発揮できず、29歳は「流れが悪く、守り気味に行くところでも暴れてしまった」と悔やむことしきり。決勝に向けて気持ちを切り替えていた。
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第9予選 相模原成績

5度目挑戦で栄冠
シニア男子の部第2予選は、中川が2位に4打差をつけて初の栄冠に輝いた。
気まぐれな風に悩まされながらトータル3バーディー、4ボギーでまとめ「大きく狂わなかった。80で回ろうと思っていたので上出来」と振り返った。
同部門は5度目の挑戦となる67歳。20代から始めたゴルフは「60になってからなぜか飛距離が伸びている」と首をかしげる。63歳で退職後「寝ても覚めてもゴルフのことを考えているからでしょうか」と笑った。
決勝では「多くを望まず謙虚にいきたい」と話したが、「本音を言うと(一般男子の部決勝出場権をとる)3位以内に入りたい」と闘志をのぞかせた。


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男子55歳以上の部 磯子成績