県アマチュアゴルフ選手権大会2013は大磯町のレイクウッドゴルフクラブ・西コース（6716ヤード、パー72）で男子の部第8予選を行い、160人が18ホールストロークプレーで競った。
トータル80で回った井上信明（藤沢）がメダリストに輝き、6月3日に相模原ゴルフクラブ・東コースで行われる決勝進出を決めた。
92ストロークまでの上位68人（メダリストを除く）が、5月20日に湘南カントリークラブで行われる準決勝に出場する。（神奈川新聞・川村真幸）




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愛用のクラブに感謝
トータル8オーバーでメダリストに輝いた49歳の井上は「ふさわしくないスコア」と謙遜しながらも「癖のないスイングを目指してきた成果が実ってきた」と初の栄冠を喜んだ。
手前に設定されたピン位置と速いグリーンに多くの選手が戸惑う中、的確に特徴をつかみ、前半2オーバー。後半は強風に翻弄（ほんろう）されたが「飛距離より方向性」と心掛けた。
「自分のプレーは30年前に製造されたアイアンセットと一心同体。これでもできるところを見せたかった」と愛着あるクラブに感謝。「（ゴルフがテーマの）ブログになんて書こうかな」と笑顔で思案を巡らせていた。