神奈川アマチュアゴルフ選手権2013女子の部予選は、藤沢市の芙蓉カントリー倶楽部(5643ヤード、パー70）で159選手が参加し、18ホールストロークプレーで行われた。
ティーショットの落としところが問われる難コースを石倉佳那子（横浜）が攻略。1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーのトータル74で初のメダリストに輝き、6月10日にレイクウッドゴルフクラブ・東コースで行われる決勝大会への出場を決めた。
92ストロークまでの上位79人（メダリストを除く）が、5月14日に厚木国際カントリー倶楽部・西コースで行われる準決勝に進んだ。（神奈川新聞・須藤望夢)



女子　予選　成績

攻めたのが良かった
難関の一つに挙げられる14番（502ヤード、パー5）のロングホール。「昨年は刻んだけど、ことしはドライバーで攻めたのが良かった」。石倉はそう笑顔を見せた。
1年間で成長したのはショットだけではない。自信を持つパットでも取りこぼしはなく、1オーバーで折り返すと後半も3オーバーでまとめ、2位と3打差でメダリストに輝いた。
厚木北高のゴルフ部に所属する3年生。今秋のプロテストを見据える17歳は「高校生のうちに出場できる大会は常にいい成績を残し、自信を深めたい」と力強く話した。