島本と鮫島 初メダリスト





2013/4/8 (月)

神奈川アマ2013男子の部は第3予選と第4予選を横浜市旭区の戸塚カントリー倶楽部・西コース(6613ヤード、パー72)、中井町のレインボーカントリー倶楽部(6782ヤード、パー72)でそれぞれ行った。第3予選には172人が出場し、第4予選には100人が参加。ともに18ホールストロークプレーで競った。
第3予選はトータル75で回った島本大詩(横浜)が、第4予選はマッチングスコアカード方式で鮫島康孝(川崎)が、ともに初のメダリストに輝いた。6月3日に相模原ゴルフクラブ・西コースで行われる決勝の出場権を獲得した。
第3予選の87ストロークまでの上位70人(メダリスト除く)が、5月20日に湘南カントリークラブで行われる準決勝に出場。また第4予選の87ストロークまでの上位41位(メダリスト除く)は5月22日に箱根カントリー倶楽部で行われる準決勝に出場する。(神奈川新聞・清水嘉寛、須藤望夢)


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鮫島選手

第4予選 レインボー成績

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島本選手

第3準決勝 戸塚成績


しぶとさ見せた23歳
島本が2年ぶりの出場で初の予選トップ。ミスをすぐ取り返す、しぶといゴルフだった。
2番でボギーを出した直後の3番でバーディー。12番でボギーをたたいて迎えた13番(502ヤード、パー5)でも絶妙なアプローチでピンそばに寄せ、再びバーディーを奪った。
イベント会社に勤務する傍ら、ゴルフ場にも通い詰め1日300球、2時間の練習を欠かさずに積み重ねた。自己ベストの65と比較し「まだまだです」と厳しいが、ゴルフ歴11年の23歳は「大学の先輩に(メダリストになったら)カキ料理をごちそうしてもらう約束をしている」とあどけない笑顔を見せた。

飛距離で対抗できた
グリーン手前に傾斜があるホールが多く、大会関係者も「距離感がつかみにくい」と評す屈指の難コース。制したのは、今大会初挑戦の鮫島だった。第1組のトップでラウンドを終えると、最後までその座を奪われることはなかった。
「打ち上げでグリーンが見えない」と苦笑しながらも、ティーショットを絶妙の位置に落とし、アプローチも安定。61歳は「ぎりぎり若い人に飛距離で対抗できたのが勝因かな」と笑顔を見せたが、「後半の3連続ボギーはいただけない」と反省も忘れなかった。