神奈川躍進3位 団体戦
個人戦 風間が健闘6位



2009/10/23 (金)

第27回全国都道府県対アマチュアゴルフ選手権PRGR CUP(神奈川新聞社など主催、静岡新聞社主管、日本ゴルフ協会後援、横浜ゴム特別協賛、あいおい損害保険協賛)最終日は10月22日、静岡県袋井市の葛城GC(6960yd、パー72)で行われ、3人の合計スコアで争う団体戦で451の神奈川は前日の6位から3位に躍進した。
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 初日、個人3位につけた風間智行が3バーディー、2ボギー、1トリプルボギーで回り、2オーバーの74。通算1オーバーの145で6位に健闘した。さらに67位と出遅れた松田永基も74で巻き返し、この日78の飯塚裕一とともに通算9オーバーの153で38位に並んで、団体戦の“表彰台”をつかんだ。
優勝は442の香川で7年ぶり2度目。8打差の2位が愛媛だった。個人は飯田耕正(愛知)が通算6アンダーの138で初制覇した。
 第28回大会は来年10月26、27日に大磯町のレイクウッドGCで開催される。

全員が粘り雪辱果たす

来年、地元開催を控える神奈川が混戦をさばいて団体戦3位に入った。昨年(12位)と同じメンバーで臨み、大きく順位を上げてみせた。前日3位で3年ぶりの個人優勝を狙った風間が、6位に順位を下げたものの粘りを披露した。勝負ところの13番(パー4)でOBが響いてまさかのトリプルボギー。パー5の15番もボギーとして後退しかけたが、17、18番を連続バ「バーディーで上がった。
 風間は「前半をイーブンパーで回れたので、団体戦上位を狙い、攻めのゴルフをした。OBが出てからドライバーの調子が悪くなったが、トータルー1オーバーは上出来だと思う」と最後の追い上げに手応えを感じていた。
 初日、67位の松田も意地を見せた。「ショット、パットともいまひとつだったが、団体戦入賞を視野にラウンドした」と3バーディー、5ボギーで、風間と同じ74。個人も38位まで上げた。
 飯塚は6ボギーと苦しみながら、松田と並ぶ38位に。主将でもある飯塚は「3位入賞はうれしい。昨年のリベンジができた」と素直に喜んだ。
 力を合わせて戦った仲間も来年のメンバー争いではライバルに戻る。「地元開催なので、代表に選ばれるように努を続けたい」と主将は切磋琢磨を誓っていた。                      (神奈川新聞より)

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