小峯、初のメダリスト



2009/4/15 (水)

ゴルフの「神奈川アマ2009」男子の部第6予選は4月15日、箱根町の仙石ゴルフコース(6614yd、パー72)で行われ、参加者166人が18ホールストロークプレーで熱戦を繰り広げ、トータル73の小峯希文(大井)が初のメダリストに輝いた。
 小峯は4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーでラウンド。加藤昭(横浜)と並んだが、マッチングスコア方式で6月8日に開催される決勝(相模原ゴルフクラブ東コース)への進出を決めた。メダリストを除く85までの上位67人は5月19日の準決勝(箱根カントリー倶楽部)に駒を進めた。          (神奈川新聞・武藤 龍大)

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開き直りが功を奏す

 ○…初のメダリストに輝いたゴルフ歴35年の小峯希文(61)=会社員=は「無欲の勝利」と振り返った。
 最終9番。下りのスライスを読み切り約6㍍のパットを沈め、我慢のゴルフをバーディーで締めくくった。
 前半の14番と後半の2番の第1打でOBをたたくなどティーショットが不安定だった。「くよくよしても仕方ない」。開き直りが奏功した。14番の打ち直しの第3打は300ydを超えパーを呼び込んだ。′
 腎臓がんを克服した妻の美佐子さん(61)とリハビリを兼ねてコースを回る。長男の裕樹さん(37)はプロゴルファー。ゴルフ一家の主(あるじ)である小峯は「妻と同じ趣味を持っているので老後が楽しい。終生続けたい」と笑顔を見せた。


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