菅沢、簗瀬選手がトップ通過

2004/5/21 (金)

「神奈川アマ2004」は5月21日、横浜市旭区の戸塚カントリー倶楽部東コース(6622yd、パー72)で男子第3準決勝を行い、185選手が決勝進出をかけて18ホールストロークプレーで熱戦を展開した。
 台風の影響が懸念されたが、バンカーなどに一部水が残ったものの昼前には快晴となった。トップ通過は75ストロークの菅沢多仁夫(藤沢)と簗瀬元気(横浜)の両選手。菅沢選手は丁寧なゴルフで、簗瀬選手はアプローチとパターにさえを見せ、それぞれ首位に立った。
 6月14日に相模原ゴルフクラブ東・西コースで行われる決勝への出場権は、81ストロークまでの上位30選手が獲得した。
(木村 敦彦)

   

試合後は対照的

 〇…「大満足」と話す菅沢多仁夫選手(65)と「いまいち」という簗瀬元気選手(21)。試合後の2人は対照的だった。
 菅沢選手は前半9番までに3オーバーと苦戦。しかし「理想的なゴルフができた」と話す10番(パー4)で、残り230ydからの2打目をピン横12㍍につけ、長いパットを沈めてパー。14、15番で連続バーディーを奪い、尻上がりによくなった。「年だから、決勝でもとにかく謙虚に頑張ります」と笑みを見せた。
 簗瀬選手は、2つのダブルボギーに渋い顛。2番(パー5)では残り50ydの3打目をピン横2㍍につけるなど、得意のアプローチで3バーディー。しかし「内容が全然だめでした」。日大ゴルフ部に所属する簗瀬選手は、プロゴルファーが夢。「決勝では自分が納得できるスコアでの優勝を目指します」と力強く話した。

5月21日 男子の部第3準決勝 戸塚C.C.(PDF)