小野寺選手がトップ通過

2003/5/27 (火)

悪条件でもイーブンパー
準決勝終了  決勝進出175選手が決定

5月27日、箱根町の箱根カントリー倶楽部(7053yd、パー72)で男子第4準決勝を行い、参加142選手が18ホールストロークプレーで熱戦を展開した。

 小雨も落ちる悪条件の中、1バーディー、1ボギーの72ストロークと安定したプレーを見せた小野寺智夫選手(横浜)がトップ通過を果たした。
6月16日に相模原ゴルフクラブで行われる決勝の出場権は、83ストロークまでの上位30選手が獲得。これで、決勝に出場する175選手(準決勝通過120人、予選メダリスト12人、決勝シード43人)が出そろった。  (真野 太樹)

光った安定感
決勝へ意気込み見せる  小野寺選手

 〇……県内でも難易度の高いコースとされる箱根CCを制したのは、最終組でプレーした小野寺智夫選手(36)だった。 「きょうはよかったですよ。最後まで我慢して、1バーディー、1ボギーでまとめられましたね」。インからスタートした小野寺選手は、最初の10番(ショート)でボギーをたたいたが、その後は有力選手たちがズコアを崩す中で、「途中でトップだと分かったので、OBさえ出さなければ大丈夫だと思ってプレーした」と手堅いゴルフをし続けた。
 ゴルフ歴は約20年。ここ数年は知人のプロからレッスンを受け、腕を磨いてきた。昨年は予選メダリストとして決勝に出たものの、満足のいく結果を残せず入賞も逃しただけに、「いつも家族が協力してくれるからありがたい。ことしはやります」と誓っていた。

男子の部第4準決勝 箱根カントリー倶楽部
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