1位通過は小川選手

2003/5/26 (月)

上位30選手が決勝へ進出

5月26日、厚木市の本厚木カンツリークラブ(6803yd、パー72)で男子第3準決勝を行い、参加169選手が18ホールストロークプレーで熱戦を展開した。
 難しいコース設定に各選手のスコアが伸び悩む中、小川純一選手(大和)が1アンダーの71ストロークで1位通過を果たした。小川選手は5バーディー、4ボギーと安定したゴルフでトップに立った。また、落合英一選手(厚木)が11番(155yd、パー3)でホールインワンを達成した。
 6月16日に相模原ゴルフクラブで行われる決勝の出場権は、80ストロークまでの上位30選手が獲得した。 (西山 佳宏)

目標は日本アマ制覇  小川選手

 〇……厚木北高から日大へ進み、現在同大ゴルフ部に在籍する3年生の小川純一選手(20)が、71というハイスコアで2位に2打差をつけた。
 普段は300ydを飛ばすドライバーがこの日は不調だった。パットも6番(ロング)と13番(ミドル)で3パット。大きなミスはなかったが、より高いレベルを見据える新鋭は「もう少しスコアを伸ばせたはず」と喜びもいまひとつだった。
 中学3年で初出場し、いきなりメダリストを獲得。以後ほぼ毎年決勝で戦う実力者だが、昨年の決勝では調子が悪く決勝シードを逃した。負けられない戦いに「パーを取りやすい場所を考え、グリーンが速かったので奥につけないように」と次を読んだプレーでトップ通過を果たした。
 日本アマ優勝を目標に持つ20歳は「決勝では優勝争いに絡みたい」と意欲を見せていた。

落合選手がエース

 〇……11番で見事ホールインワンを達成した落合英一選手(55)。「8年前にプライベートなコンペでやって以来2度目。うれしいというよりびっくりしています」と笑顔だった。 
8Ⅰでピン右を狙って打ったが、本人はその行方がわからず、カップをのぞくまでホールインワンとは思わなかったという。それでも「いい感触だった。うまく打てました」と気持ち良さそうに〝エース〟を振り返った。以後は「精神的に不安定になって」 (落合)前半は9オーバーの45。後半は落ち書きを取り戻し38でまとめた。 トータル83で決勝進出はならなかったが、「気持ちいいものですね」と最後まで上機嫌だった。

男子の部第3準決勝 本厚木カンツリークラブ
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