トップ通過は佐々木選手

2003/5/23 (金)

5月23日、大磯町のレイクウッドゴルフクラブ西コース(6556yd、パー72)で男子第2準決勝を行い、参加174選手が18ホールストロークプレーで競った。
 朝方やや強かった東風も午後には治まり、曇天ながら微風の好コンディションの中、1位通過を果たしたのは2アンダーの70ストロークで回った佐々木賢選手(相模原)。9バーディー、3ボギー、1ダブルスコアと出入りの激しいゴルフながら、得意なドライバーとアイアンがさえる攻めのゴルフでトップに立った。
 6月16日に相模原ゴルフクラブで行われる決勝の出場権は、78ストロークまでの上位30選手が獲得した。 (西山 佳宏)

好スコアにも納得してない
トップの佐々木選手

〇……9バーディーという爆発的なスコアでトップ通過した佐々木賢選手(28)だが、「いいスコアですが、納得はしていません」と、手痛いミスを振り返った。
 それは15番(ミドル)での5パット、8打。速い上りグリーンを手前から攻めたが、3㍍のオーバー。返しの下りは止まらずに、そこからは「いったりきたり」(佐々木)で痛恨のダブルスコア。スタートから3連続バーディを奪って波に乗っていただけに、悔いの残るホールとなってしまった。
 それでも気持ちを持ち直し、後半は5バーディーを奪った佐々木選手。本格的にゴルフを始めたのは20歳と遅かったが、実家がゴルフ練習場経営という環境を生かしてぐんぐんと腕を上げた。強気な攻めのゴルフが身上の28歳は「神奈川は強い選手が多いので、その仲間入りを果たしたいですね」と決勝の抱負を話していた。

男子の部第2準決勝 レイクウッドゴルフクラブ
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