中川選手がトップ通過

2003/5/20 (火)

30選手が決勝へ進出

5月20日(火)、横浜市旭区の戸塚カントリー倶楽部西コ-ス(7067yd、パー72)で男子第1準決勝を行い、参加160選手が18ホールストロークプレーで熱戦を展開した。
 時折小雨がぱらついたものの、微風とまずまずのコンディション。その申、4バーディー、4ポギーの72ストロークで回った中川幸広選手(横浜)がトップ通過を果たした。
 6月16日に相模原ゴルフクラブで行われる決勝の出場樺は、81ストロークまでの上位30選手が獲得した。 (西山 佳宏)

〝地の利〟生かし栄冠 中川選手

 ○…戸塚CCの事務職員という〝地の利〟を生かし見事栄冠をつかんだ中川睾広選手(43)。予選後に新調したパターが好調で、イン・アウトともにパット数は13。12番(ミドル)では5㍍のパーパット、13番(ロング)では8㍍のバーディーパットを決め、試合後は「1位はパターのおかげです」と納得の表情だった。
 コースは知り尽くしているものの、「知り合いがみんな見ているので」とスタートでは硬さがあった。それでも4番(ミドル)と5番(ショ-ト)で連続バーディーを奪い「気持ちが楽になった」と中川選手。神奈川大ゴルフ部のコーチも務める中川選手は、第6予選(清川CC)でメダリストに輝いた同部監督の嶋谷誠司選手と部員の鈴木敬嗣選手から「先に行って待っているから」。それだけに「プレッシャーがあったのですが、なんとかトップ通過できてよかった」とほっとした様子だった。
 決勝では「ドライバーを安定させ、相模原GCで嶋谷監督、鈴木選手と勝負です」と対戦に向け気合を入れ直していた。

男子の部第1準決勝 戸塚カントリー倶楽部
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