メダリストに本田選手

2003/5/12 (月)

 12日、大和市の相模カンツリー倶楽部(6262yd、パー74)で女子の部予選を行い、出場192選手が18ホールストロークプレーで熱戦を繰り広げた。
 距離が長く、グリーンがガードバンカーに囲まれたコースに、各選手は苦しんだ。その申でトップ通過を果たしたのは、本田芙佐子選手(藤沢)。ボールを曲げない安定したゴルフで、10ボギー、1バーディーの-83ストローク(アウト42、イン41)で難コースを制した。
 6月9日に同倶楽部で行われる決勝への出場樺は、トータル93ストローク、61位タイまでの上位の72選手が獲得した。 
(神奈川新聞・小林一登)

 シニア∨の勢い持続

〇…6日の女子シニアの部(磯子CC)優勝に続き一般の部予選もトップ通過を果たしたのは本田芙佐子選手(57)。安定したアプローチと的確なパットが光った。
 「ショットが少しひっかかり気味だった」と話すものの、1番(ミドル)はバンカーからピンそば1㍍に寄せて1パットで沈めてパー。2番(ミドル)もラフに入ったが、やはりパットがさえてボギーにまとめた。
 会場コースは、「数年前まで、93~94をたたいて苦手なコースだった」と振り返るが、「きょうは、フェアウエーキープを心掛けた」と満足感を漂わせた。
 「スイングとパットに共通する、右腕の力の抜き加減がつかめてきた。気張らずにできたのもよかった」と、まだまだ発展途上。「ドライバーであと10~20ヤードの飛距離を出したいところだが、現状維持でグリーン周りの上達を目指したい」と意欲的だった。

女子の部予選 相模カンツリー倶楽部
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