神奈川,団体連覇ならず
最終日は追い上げ 8位に浮上
初日の出遅れ響く

2002/10/3 (木)

 第20回全国都道府県アマチュアゴルフ選手権PRGR CUP最終日は10月3日、47都道府県の代表が参加して福島県のローレルバレイCC(7035yd、Par72)で行われ、香川が通算16オーバーの448(小峰尚宏138、高木佳紀148、三好朝久162)で初優勝した。大会史上初の連覇を目指した神奈川は、トータル453で8位だった。
 神奈川は、角田充弘がこの日パープレーでフィニッシュして個人9位に食い込むなど健闘し、初日8オーバーの飯塚裕一も同じくパープレー。懸命の追い上げを見せたが、上位には及ばなかった。

 

次回にリベンジ誓う

 

 個人戦で、初日1オーバーの4位タイと好位置につけた角田充弘(30)は、前日の好調を維持し前半を2アンダーで折り返した。上位入賞も視野に入ったが、後半やや疲れが見え、2ボギーで結局パープレー。9位と入賞には届かなかった。角田は「調子が悪い中で頑張れて、自分の中ではまあまあと思っている。また出場して頑張りたい」と、県代表としてリベンジを誓った。
 団体戦でも、惜しくも大会連覇はならなかったが、角田、飯塚裕一(36)がパープレーで追い上げて存在感を示した。前夜のミーティングでは、3人で「明日はイーブンパーで回ろう」と話していたといい、前後の組のラウンドで互いに励まし合うチームワークも見せた。
 主将の原継雄(57)は、「全国のレベルは高いが、チームワークをうまく引き出せればまだまだ神奈川は強くなる。これからは若手の台頭を望みたい」と、早くも来年への意欲を見せていた。(神奈川新聞記事より)