
2020/10/23 (金)
県アマ男子シニアの部決勝
県アマチュアゴルフ選手権2020「男子シニアの部決勝」(県ゴルフ協会主催、神奈川新聞社など共催)は23日、レイクウッドゴルフクラブ・西コースで行われ、146選手が18ホールストロークプレーで競った。
4バーディー、3ボギーのトータル71で回った光山 富夫(横浜)が3年ぶり2度目の栄冠を手にした。
上位10選手が翌年の神奈川アマ2021男子の部決勝の出場権を獲得した。
3年ぶりに奪い返した王座は、喜びもひとしおだろう。男子シニアの部で頂点に立った光山は、「難しいコースだけど、手前から手前からと心掛けたことが成績につながった」と柔和な笑みをたたえた。
前半6番(324ヤード、パー4)でバーディーを奪うも、雨が降りしきる悪条件に悩まされ立て続けにボギー。それでも、58歳は経験豊富だ。強振せず堅実につなげば光が差してくる。
12番(536ヤード、パー5)のバーディーをきっかけに、ショットが徐々に安定。高速グリーンへの対応も奏功し、勝利を確信したのはこの日4つ目のバーディーパットを沈めた16番(367ヤード、パー4)だった。
身近なライバルの存在に刺激を受けた。同組で回ったのは後輩という柳沢。20年来のゴルフ仲間としのぎを削り、ワンツーフィニッシュを飾った。
「柳沢くんには普段は負けてばかりなので、最初はやりづらいなと思った」と苦笑いしながらも、「互いに引っ張り合えたから、最後まで集中して回れた」。買ったり、負けたり。親友との本気の勝負はやはり楽しい。
「こうしてドキドキ感を味わえるのがゴルフの魅力」競技歴30年超のベテランは充実感とともに言った。「来年も若い世代がはいってくるけど、連覇を狙えるのはぼくだけだ」
(神奈川新聞・須藤 望夢)
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