逆転で 成年男子で神奈川県が初制覇



2012/10/6 (土)

ぎふ清流国体ゴルフ競技、ゴルフ成年男子で、神奈川が初日の4位から逆転V。原動力となったのは、個人成績で1位、2位タイの好記録を残した堀川と庄司だった。
ともに冷静なプレーが光った。堀川の見せ場は3アンダーで迎えた最終18番ホール(473ヤード、パー4)だ。
優勝が近づき、油断があったのか、ティーショットが大きく右にそれ、林の中へ。ただ最後にやってきた危機にも落ち着いていた。
「ミスしたらミスしたで仕方ない」。開き直った2打目で木の間を抜いてグリーンを捉えると、12メートルのロングパットにも成功。バーディーとし、「今日はグリーンで狙い通りにパットが入れられた」と喜んだ。
一方、初日1オーバーと難コースに苦しんでいた庄司。「狙おうとすれば逆に崩れる。チャンスが来るまで耐えよう」。慌てず静かに待った好機は終盤に訪れた。
後半8番(477ヤード、パー4)残り190ヤードから打った2打目はそのままカップへ。「まさか入るとは思わなかった」というイーグルで優勝を決定的なものにした。
ゴルフ成年男子団体での優勝は今回が初めて。「ひとつの目標に向かって、3人が力を合わすことができた」と堀川は一致団結でつかんだ勝利の喜びを分かち合っていた。

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本県代表は成年男子(岐阜関カントリー倶楽部東コース)は昨日の2位から逆転で優勝。
少年男子(岐阜関カントリー倶楽部西コース)は11位、女子(愛岐カントリークラブ)は昨日の21位から盛り返し12位となった。


個人の部では、成年男子・堀川未来夢が優勝。同、庄司 由が2位タイ。女子の部では、西山 美希が8位タイと健闘した。
 競技は2日間36ホールストロークプレーで1チーム3人の合計スコアで順位が決定される。


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