
2011/5/23 (月)
「神奈川アマ2011」は5月23日、男子の第3、第4準決勝を18ホールストロークプレーで行った。
第3準決勝は湘南カントリークラブ・平成グリーン(6793yd、パー72)で行われ、145人が出場。トータル75で市田雅亮(横浜)と中村正美(平塚)が並んだが、マッチングスコアの結果、2バーディー、5ボギーの市田がトップ通過した。
第4準決勝は本厚木カンツリークラブ(6793yd、パー72)で行われ、146人が出場。2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーでトータル74の大谷裕一郎(三浦)が首位で通過した。
第3準決勝は81ストロークまで、第4準決勝は79ストロークまでの各上位21人は、6月13、14日に平塚富士見カントリークラブ・大磯コースで行われる決勝大会へ出場する。また、市田と大谷は来年の決勝出場権を獲得した。
(神奈川新聞・鈴木秀隆、織田匠)
さえた課題のパター
○…「課題だったパターがよく入ってくれた」。男子第3準決勝を制した52歳の市田(横浜)は満足そうな表情を見せた。硬くて速いグリーンに翻弄(はんろう)される選手が多かったが、アウトスタートの市田は1番(428yd、パー4)から5連続パー。
「グリーン(でボール)が止まるようになった」と午後からの雨も味方につけ、安定したプレーを重ねた。
「2位は何度もあるがトップは初めて」という市田。決勝に向け「出るからには優勝を目指したい」と意気込んだ。
「家族に感謝したい」
○…2007年の予選でメダリストに輝いた大谷。「今回も本当にうれしい」と、トップ通過を興奮気味に喜んだ。大会前日と当日途中から降った雨に、芝目を読み切れずにスコアメークに苦しむ選手が続出。その中で「普段はガンガンいくけど、安全に安全に」と心掛けた。
左ドッグレッグの12番ホール(395yd、パー4)は、残り約80ydの第2打をピンから約1・5㍍に寄せて会心のバーディーを奪った。後半は我慢のゴルフで持ちこたえた。
自身2度目の決勝に挑戦する45歳は、「いつも支えてくれる家族に感謝した
い」と満面の笑みだった。
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