2011/5/6 (金)
「神奈川アマ2011」シニア男子の部(55歳以上)第2予選は5月6日、横浜市の磯子カンツリークラブ(6385yd、パー72)で行われた。176人が参加して18ホールストロークプレーで競い、2バーディー、2ボギーの加藤昭(横浜)がイーブンパーでメダリストに輝いた。
83ストロークまでの上位71人が、5月27日にレイクウッドゴルフクラブ・西コースで開催されるシニア男子決勝大会への出場権を獲得した。
(神奈川新聞・鈴木秀隆)
夢は日本シニア出場
○…「トップスタートは避けたかったんだけどね」。1組目のスタートで首位に立った62歳の加藤は、落ち着かない心境を苦笑した。8番(314yd、パー4)では第2打がグリーンオーバーし、ピンまで残り約15yd。「ボギーでも」とSWで強めに打ったのが旗に当たり、前半唯一のバーディーになる幸運もあった。一時はプロを目指し、2002年の県オープン選手権ではアマの部で栄冠に輝いた実力派。9日には関東アマ準決勝(ブロック大会)も控える。「夢を形に」をモットーに、日本シニア出場を思い描いている。
初の快挙に高野笑顔
○…打ち下ろしの4番(177yd、パー3)で、高野(こうの)和博(横浜)がホールインワンを決めた。
7番ウッドを手にし、アゲンストの風に向かってショット。グリーン手前でワンバウンドしたボールが「コロコロ、スッと見えなくなった」。周囲が万歳を連呼する中、飛び上がって喜びを表現した。
実は午前5時から出場のキャンセル待ちをし、わずか2人分の枠を得た。残念ながら予選は通過できなかったが、「初体験でうれしい」と声は弾んでいた。
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