2011/4/26 (火)
「神奈川アマ2011」男子の部第9予選は4月26日、厚木国際カントリー倶楽部・西コース(6762yd、パー72)で行われた。決勝(6月13・14日、平塚富士見カントリークラブ・大磯コース)に進むメダリストには、小澤広之(横浜)が初めて輝いた。これで男子の部の予選は全て終了した。
第9予選は164人が参加し、18ホールストロークプレーで争った。手ごわい丘陵コースに加え、昼前からの強風で大崩れする選手が多かったが、前半をイーブンパーで終えた小澤は1バーディー、2ボギー、2ダブルボギーのトータル77でトップに立った。
5月23日の本厚木カンツリークラブで行われる準決勝には、88ストロークまでの上位67人(メダリストを除く)が出場する。 (神奈川新聞・鈴木秀隆)
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○…10年以上、この大会に出場している45歳の小澤が初めて栄冠を手にした。昨年は予選落ちだっただけに、「今年も落ちたらどうしよう」と予選通過の手応えだけで安心していた。前半は「うまくスコアをまとめられた」と振り返る見事なパープレー。ところが顔見知りに「パーで頑張れよ」と声を掛けられ挑んだ後半に一12番からダブルボギーを連発。「緊張してこけたんです」と苦笑いした。意気消沈しながらもバーディーを一つ決め、苦戦しそうな17番(446yd、パー4)ではグリーンぎりぎりに乗せ、4打目の残り10㍍をワンパットでパーをもぎ取り、大崩れを防いだ。
「ジュニア選手がいなかったから」と謙遜する小澤。これまで目前でたどり着けなかった決勝は「楽しく臨みたい」と語った。