田谷2年ぶりの頂点



2011/4/25 (月)

「神奈川アマ2011」シニア(50歳以上)女子の部は4月25日、茅ヶ崎市のスリーハンドレッドクラブ(6207yd、パー73)で120選手が参加し、18ホールストロークプレーで行われた。田谷千秋(横浜)が通算8オーバーの81ストロークで、2年ぶり2度目の頂点に立った。2位には1打差で金子弥生(相模原)が入った。
 上位3人は6月6日にレイクウッドゴルフクラブ・西コースで行われる女子の部決勝大会へ出場する。

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昨年女子の部V

重圧も本領発揮


 昨年の女子の部チャンピオンが、実力を見せつけた。「自分にプレッシャーをかけてきました」と話す田谷の笑顔が一段と輝いた。
 「昨年神奈川アマ(女子の部)を取って、シニアを取れなかったら申し訳ない」と責任の重さを背負ってきた。
 いざ迎えた本番。気負い過ぎて前半に43をたたき、諦めが頭をよぎった。だが、「素晴らしい」と絶賛した名門コースで難所の一つと呼ばれる狭い9番(530yd、パー5)が潮目となった。
 3打目に右に大きくそれるシャンクもありボギーに終わったが、下からの真っすぐのラインを読み切り、この日初めてパターに手応えを感じた。ここから冷静に風を読むゆとりも生まれ、後半の2バーディーにつながった。
 9月の日本スポーツマスターズ県代表選手に推薦され、日本女子シニア選手権出場も迫る。「プレッシャーを楽しみたい」と挑戦は続く。
                          (神奈川新聞・鈴木秀隆)


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