メダリストに富澤

2007/3/27 (火)

tomizawa 県内アマチュアゴルファーナンバーワンを決める「神奈川県アマチュアゴルフ選手権2007」が3月26日、開幕。約3ヵ月にわたる大会が始まった。初日は男子第1予選が横浜市旭区の戸塚カントリー倶楽部・東コース(6,282ヤード、パー71)で行なわれ、162選手が18ホールストロークプレーで争った。

強い風に各選手がスコアメークに苦しむ中、5オーバー76(アウト40、イン36)の富澤亮(横浜)が2位に1打差をつけてメダリストに輝いた。

5月14日に同倶楽部・西コースで行なわれる準決勝へは87ストローク、58位タイまでの上位63選手が進出した。メダリストは6月11日に相模原市ゴルフクラブ・東コースで行なわれる決勝大会に進出。

「パターに救われた」

○…メダリストに輝いた富澤亮(44)は「パターに救われた」と笑顔を見せた。圧巻は上がりの3連続バーディーだった。

 16番で下りの4㍍のフックラインを読み切って沈めると、17番で9㍍、18番で3㍍を流し込んだ。トータルでも24パットにまとめ、「もうハーフ回りたいくらい」と気分上々でクラブハウスに引き揚げてきた。

 大会には20年ぶりの出場、転勤などで長いブランクがあったが、ここ2、3年、競技ゴルフに力を入れてきている。

 「いきなり県決勝なんて」とはにかみながら、自身が1位と表示された大型モニターを、うれしそうに携帯電話のカメラで撮影していた。

                           (神奈川新聞・畠山卓也)

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