2005/5/18 (水)
「神奈川アマ2005」は18日、箱根町の箱根カントリー倶楽部(7055yd、パー72)で男子の部第3準決勝を行い、134選手が18ホールストロークプレーで腕前を競った。
自然の起伏を生かした距離の長い広いコースは朝から強風に見舞われたが、庄司由選手(横浜商大高)が71ストローク(アウト35、イン36)で、2位に6打差をつけてトップで通過した。
6月13日の相模原ゴルフクラブで開催される決勝への出場権は、86ストロークまでの上位30選手が獲得した。
(浅川 将道)
悪条件ものともせず
〇…昨年の同会場での準決勝も1位通過した庄司由選手が、圧勝で“連覇”を決めた。
「このコースは得意。距離があり、グリーンの起伏が難しいが、それに挑戦することが楽しい」と話す17歳。時折突風も吹いて70台のスコアは2人だけという悪条件をものともせず、アンダーパーをマークした。
「風を読んで、狙って攻めることができた」と庄司選手。17番(パー4)では2アイアンでの2打目を、あえて右側のOBとなる林を目がけて打った。ショットは右側からの強風を受けてグリーンに乗り、パーセーブに成功した。
4月のジュニアの部で3位に入った、横浜商大高ゴルフ部の主将。「準決勝をトップで通過する」と同級生と約束してきたと言い、「果たせてよかった」と胸をなで下ろしていた。