2005/4/20 (水)
「神奈川アマ2005」は20日、箱根町の大箱根カントリークラブ(6918yd、パー73)で男子の部第5予選を行い、162選手が18ホールストロークプレーで熱戦を繰り広げた。
朝から雨が降りしきり、午後からは強風も吹く悪条件の中、75ストローク(アウト36、イン39)で回った池田純選手(厚木)が2位に2打差をつけてメダリストに輝いた。
5月18日に箱根カントリー倶楽部で開催される準決勝への出場権は、91ストロークまでのメダリストを除く上位59選手が獲得した。
(浅川 将道)
好調だったパット
○…高校3年時以来の出場の池田純選手(31、厚木)が、初のメダリストの座を勝ち取った。
前半はパーをキープする我慢の展開だったが、パットの好調さが勝敗を分けた。7番(パー4)のバーディーは5㍍超の下りのスライスラインを読みきったもの。9番(パー5)でも10㍍を残したパーパットをねじ込んだ。「きょうはついていた」と池田選手。
雨でずぶぬれの選手が多いなか、何事もなかったかのようにクラブハウスに戻ってきた。天気予報から雨天を想定し、いつもより着込んで寒さの対策も万全だった。
クラブメーカーに勤務する傍ら臨んだ大会。「道具に関して自分は恵まれている。ヘマはできないな」という緊張感をプラスに転じた。「(メダリストには)なりたいとは思っていたが、欲を出すと失敗するので、意識しないようにしていた」と振り返った。