等々力がメダリスト

2005/4/18 (月)

県内アマチュアゴルファーの頂点を目指し熱戦を展開している「神奈川アマ2005」は18日、茅ヶ崎市の湘南カントリークラブ(6807yd、パー72)で男子の部第4予選が行われ、165選手が18ホールストロークプレーで熱戦を繰り広げた。

 今大会で初めて使用するコースは、比較的距離も長くフェアウエーの芝が柔らかくランで距離が稼ぎにくいうえ、グリーンは全て砲台状になっているという非常に難しい状況だったが、4オーバー76ストローク(アウト39、イン37)で回った等々力久夫選手(横浜)が、2位に2打差をつけメダリストに輝いた。

5月16日のレインボーカントリー倶楽部で開催される準決勝への出場権は、88ストロークまでのメダリストを除く上位59選手が獲得した。

                            (浅川将道)

 

「いい勉強になる」

 〇…数字以上に距離感を感じる各ホールに、選手の多くが苦戦を強いられたなかで、等々力選手(57)がメダリストの座をつかんだ。

 スタートの10番ホールのボギーで出ばなをくじかれたが、その直後の11番(パー5)。ティーショットを「左にひっかけた」が辛くも難を逃れて、2打目は7番アイアンで木の上を抜く起死回生のショット。約120ydを残した3打目、9番アイアンでピンそば3㍍にしっかりと寄せてバーディーを奪いリズムを取り戻した。

 昨年の決勝大会では124ストローク(27ホール)89位タイで終え、今年の準決勝進出のシード権を得ていた。「このコースで、友人と回って一緒に準決勝に行きたかった」とシード権を放棄しての参加だった。

 友人と準決勝を回るという希望はかなわなかったが「ラウンドハーフを回れるのが楽しみ。スコアは気にしない。技術の高い選手と回れていい勉強になる」と早くも決勝ラウンドへの思いをはせていた。

4月18日 男子の部第4予選会 湘南C.C.(PDF)