2005/4/4 (月)
「神奈川アマ2005」女子の部予選が4日、藤沢市の芙蓉カントリー倶楽部(5956yd、パー71)で行われ、163人の女性ゴルファーが上位進出を目指して腕前を競った。
「神奈川アマ2005」女子の部予選が4日、藤沢市の芙蓉カントリー倶楽部(5956yd、パー71)で行われ、163人の女性ゴルファーが上位進出を目指して腕前を競った。
高低差に富んだトリッキーなコース、さらに開始直後は体感気温が5度以下という寒さと強風に悩まされる選手が続出。こうした悪条件を制してメダリストに輝いたのは野口麻子選手(36)=横浜=。立ち上がりこそ悪戦苦闘したが、徐々に調子を取り戻し、2位と1打差の85でメダリストに輝いた。野口選手は6月6日、相模カンツリー倶楽部で行われる決勝大会に進出。
5月13日にレイクウッドゴルフクラブで行われる準決勝への出場権は、100ストローク90位タイまでの100人(メダリスト除く)が獲得した。
(木村 教彦)
4度目の挑戦実る
○…野口麻子選手は4度目の挑戦で初のメダリスト。強風のラウンドにも「序
盤は苦労したけど、集中力を切らさず回れました」と笑顔を見せた。
硬さの目立った前半では、アウトスタートの3番(パー4)でダブルボギーをたたくなど、得意のアプローチが不調。
しかし、徐々に調子を戻し、最終18番(パー5)では、向かい風の中、残り80ydの3打目をピン横2㍍にピタリ。本来のゴルフを取り戻し、バーディーでまとめた。
ゴルフ練習場で働く傍ら、週5日約150球の練習をこなす。「飛距離はまだまだ。もっと練習して、決勝で恥ずかしくないプレーを見せたい」と意気込み
を語っていた。
小学6年生が8位
○…木戸侍来選手(11)=横須賀=は小学6年生ながら、トータル88(アウト42イン46)で8位に食い込んだ。
小学1年から、ゴルフを始めたという木戸選手。予選落ちを喫した昨年はトータル99。1年間で11打詰めての準決勝進出に「きょうはパットがよかった」と笑顔。
5日からは、新学期が始まるが、「勉強もちゃんとやって、いつか藍ちゃんと勝負したい」と目を輝かせて将来の夢を語った。
成績はこちら
4月4日 女子の部予選会 芙蓉C.C.(PDF)