木戸、岡村選手がトップ

2004/5/10 (月)

ゴルフの「神奈川アマ2004」は5月10日、大和市の相模カンツリー倶楽部(6262yd、パー74)で、今年から新設された女子の部準決勝を行った。午前中から小雨がぱらつくなか、決勝進出をかけ、120人の女性ゴルファーが18ホールストロークプレーで熱戦を展開。木戸愛選手(横須賀)と岡村延子選手(横浜)の2選手がトップで通過した。

木戸愛選手(横須賀) 岡村延子選手(横浜)

 

 中学3年生ながら、落ち着いたゴルフを展開した木戸選手は、7ボギー、1ダブルボギーの83、岡村選手も4ボギー、2ダブルボギー、1トリプルボギー、2バーディーの83にまとめた。

6月7日に相模カンツリー倶楽部で行われる決勝へは、94ストロークまでの上位66選手が出場権を獲得、シード選手らと県アマ女王の座をかけて戦う。

(木村 敦彦)

 

木戸 アプローチにさえ

〇…アプローチがさえた木戸愛選手(14)が中学3年生ながら、トップでの決勝進出を決めた。

あどけなさを残す表情とは裏腹に、深いラフをものともしないタフなゴルフを展開。16番(パー4)では、2打目をグリーン手前のバンカーに入れたものの、3打目では「攻めの意識で」(木戸選手)ピン横10㌢につけパーを獲得。「毎日クラブを握っています」という木戸選手は参加3度目にして2度目の決勝進出。「いつかはプロゴルファーに」と目を輝かせた。

インスタートの岡村延子選手(41)は、16番でトリプルボギーをたたくなど深い芝に悪戦苦闘。しかし、ここ数年は体調不良でゴルフから遠ざかっていただけに「せっかく(コースに)帰ってきたんだし、頑張らなくちゃ」と奮起。18番ではピン手前8㍍から、ワンパットでバーディーにまとめるなど、パットにさえを見せた。「ゴルフはやっぱり楽しい。来年のシードをとりたい」と意欲を見せていた。

5月10日 女子の部準決勝 相模C.C.(PDF)