3選手がメダリスト

2004/4/23 (金)

 4月23日、葉山町の葉山国際カンツリー倶楽部ダイヤモンドコース(6589yd、パー72)で男子の部第7予選を行い、参加159選手が18ホールストロークプレーで競った。
 フェアウエーの狭いトリッキーな山岳コースに加え、強風に参加選手は悩まされた。その中、メダリストに輝いたのは、榎本靖(川崎)、桜井俊一郎(藤沢)の両ベテランと、ゴルフ歴2年の新鋭・谷本聖己(湘南学院)の3選手。
 榎本選手は2バーディー、3ボギー、1ダブルボギー、桜井選手は1バーディー、2ボギー、1ダブルボギー、谷本選手は5バーディー、4ボギー、2ダブルボギーのいずれも75ストロークで初の栄冠をつかんだ。
 準決勝の出場権は、86ストローク上位60位までのメダリストを除く57人が獲得した。(小林一登)

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それぞれ意気込み

 ○…「強風との戦い」を制し、3選手がメダリストに輝いた。
 榎本靖選手(63)は14番(395yd、パー4)では50㌢のパットをはずしてダブルボギーをたたいたが、次の15番のロングホール(515yd、パー5)はバーディーで盛り返した。
 県ゴルフ協会副理事長。2年前に病気で一度は現役を退いたが、「スキーや自転車で体力づくりに努めた」と話し、「やっぱりゴルフが楽しみだから」と久しぶりのラウンドを楽しんでいた。
 コースの中でも特にトリッキーな13~16番でトータルー1ボギーが光った桜井俊一郎選手(52)は「パターで拾えたのがよかった」。決勝は「恥ずかしくないスコアで回りたい」と口元を引き締めた。
 一方、ゴルフ歴2年の谷本聖己選手(17)は湘南学院高3年でゴルフ部主将。「ショットが風に乗り、パットも勝負どころで取れた」とほおを紅潮させる。「昨年からコーチが変わってゴルフに対する考え方が変わった」ことが上達の理由。決勝でも「上位を狙う」と意気込んでいた。

4月23日 男子の部第7予選会 葉山国際C.C.(PDF)