メダリストに重田、田中選手

2004/4/20 (火)

 4月20日、箱根町の仙石ゴルフコース(6638yd、パー72)で男子の部第5予選を行い、167選手が18ホールストロークプレーで競った。
 朝方の霧もプレー開始時には晴れ、快晴微風で絶好のコンディション。傾斜の激しいグリーンの攻略に各選手が苦戦したが、重田浩司(藤沢)、田中聖也(横浜商大高)の両選手がともに75ストロークでメダリストに輝いた。重田選手は2バーディー、5ボギー、田中選手は1イーグル、1バーディー、6ボギーでともに初の栄冠を手にした。
 準決勝への出場権は87ストローク60位までのメダリスト2人を除く58選手が獲得した。(小林一登)

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 全国へ大きな弾み

 〇…グリーンの攻略に苦しみながらもメダリストに輝いたのは、ゴルフ歴24年のベテラン重田浩司選手(37)と、始めてわずか4年の横浜商大高2年ゴルフ部の田中聖也選手(16)。好対照の2人だった。
 「バーディーパットをことごとくはずしてしまった」と振り返る重田選手。最終9番(116yd、パー3)は、約5㍍のパットを失敗してボギー。それでも「ショットで何とかカバーできて、まずまず」と笑顔だった。一方、田中選手は2番(454yd、パー5)でイーグル。セカンドを9Ⅰでピンまで2㍍へつけ、冷静にパットを沈めた。「ここで波に乗った」と、若さの勢いにあふれていた。
 重田選手は日本アマ、田中選手は日本ジュニアと全国大会出場を目標にしており、「大きな弾みになりそう」と口をそろえた。

4月20日 男子の部第5予選会 仙石G.C.(PDF)