2ヵ月半の熱戦スタート メダリストに志村選手

2004/4/1 (木)

 県内のアマチュアゴルファーが頂点を競う「神奈川アマ2004」が4月1日開幕し、津久井町の長竹カントリークラブ(6628yd、パー72)で男子の第1予選が行われた。6月14日の男子決勝まで、2カ月半にわたり、熱戦が展開される。
 この日の第1予選には167選手が参加。18ホールストロークプレーで争った。30日の雨の影響が残ったコースに各選手は慎重にプレー。その中でアウト、インともに38と手堅いスコアでまとめた志村孝夫選手(藤野)が2位に2打差をつけてメダリストに輝いた。
 5月24日に本厚木カンツリークラブで行われる準決勝への出場権は、88ストロークまでの上位59選手(メダリストを除く)が獲得した。(木村 敦彦)

 “内助の功”を強調

 ○…8度目の挑戦で初のメダリストに輝いた志村孝夫選手(49)=藤野=は「まさか自分がメダリストになれるとは」と信じられない様子で話した。
 前々日の雨の影響で、軟らかくなったコースで出場選手がスコアメークに苦しむなか、志村選手は「大きいショットを狙うと失敗すると思った」と、堅実に刻むゴルフを展開。ロングホールの11番では、無理せず3オンー1パットでバーディーにまとめ、「思い通りのゴルフができた」と笑顔をこぼした。
 「運動不足の解消に」と妻の節子さんの勧めで始めたというゴルフ歴は15年。今では、自営するプロパンガス販売店の傍ら、月に4、5度のペースでラウンド。コースに出ていないときでも「2日クラブを握らないと、落ち着かなくなる」というほどのゴルフ好き。「きようの成績も妻の理解のおかげです」と“内助の功”を強調していた。

4月1日 男子の部第1予選会 長竹C.C.(PDF)